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【中止】Dance Speaks アンコール公演ウェスタン・シンフォニー/緑のテーブル

本公演は、このたびの新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、またその状況に伴う観客の皆様のおかれた状況を考慮した結果、中止を決定いたしました。
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天才舞踊家ピナ・バウシュの師、クルト・ヨースが手がけた幻の傑作。
「緑のテーブル」奇跡のアンコール公演。

1932年にパリで初演された、クルト・ヨースの不朽の名作「緑のテーブル―死の舞踏」。クルト・ヨースはピナ・バウシュが師と仰いだドイツ出身の振付家であり、ナチス・ドイツのゲシュタポの迫害から逃れた過去を持つ。平和会議のモチーフである緑のテーブルを囲んで、マスクを着けた黒服の男たちが議論を交わすシーンから始まる本作は、斬新かつユニークな構想・振付と2台のピアノの生演奏によって、人間の微細な感情を表現することに成功したバレエの歴史的作品。その痛烈なメッセージは、初演から80年以上が経った今もなお色褪せることはない。
ダンスは何を語るのか—。国内ではスターダンサーズ・バレエ団のみがレパートリーに有する2 作品による、身体表現の幅を堪能できる珠玉のダブル・ビルをお楽しみください。

DanceSpeaks アンコール公演 公演プログラム

Dance Speaks アンコール公演 公演プログラム

価格1,800円(税込)送料370円

2020年3月13~15日に上演予定としていた「Dance Speaks」アンコール公演のプログラム。「緑のテーブル」振付家クルト・ヨースの紹介や、その娘アンナ・マーカード氏へのインタビューに加え、1932年のパリでの初演を鑑賞していた故・江口隆哉氏の寄稿文等、読み応えたっぷりの全46ページ。1977年「緑のテーブル」日本初演時の写真も多数掲載。

【内容】
・作品紹介(緑のテーブル/ウェスタン・シンフォニー)
・キャスト紹介
・クルト・ヨースとは
・アンナ・マーカード氏インタビュー

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「緑のテーブル」展についてはこちらから(終了しました)


 
 

Comment

本作上演に際し、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督を長く務め、スターダンサーズ・バレエ団の芸術顧問でもある、サー・ピーター・ライト(ヨースのカンパニーで「緑のテーブル」を踊った経験あり)と、バレエダンサー、俳優、振付家の西島数博氏から、コメントが届きました。

サー・ピーター・ライト

クルト・ヨースの偉大な作品「緑のテーブル」を上演するスターダンサーズ・バレエ団を、心より賞賛します。私自身、1939~45年の世界大戦中、クルト・ヨース率いるヨース・カンパニーにおいて本作に登場する「旗手」を踊ったこともあり、当時の記憶は今でも鮮やかに蘇ります。
指導者たちの議論はやむことがなく、被害者たちは死に誘われ、語られるのは戦争の無益さです。そしてその議論は、今日もなお続いているのです。

西島数博

この作品に初めて出会った時、驚きに心を弾かれたことを今でも覚えています。1932年パリで初演された『緑のテーブル』は、第1次世界大戦後、まだ世界中が不安な空気に染まっていた頃に創作されて、反戦というテーマを持つこの作品を、今を生きるダンサー達がどのような感性で演じ、どのようにお客様へ伝えることになるのか、とても興味深く感じています。ピアノが持つ繊細な旋律のなかで、舞台中央にある緑のテーブルと怪しげな仮面の男たちの身体表現は、かなり衝撃度が高く強いインパクトを与えます。
平和会議という緑のテーブルですが、とても恐ろしい企みに見えるこの作品、スターダンサーズ・バレエ団が伝える強烈なメッセージを受け取り感じてほしいと思います。平成が終わり新たな時代が来る年にまたひとつ考え深い上演になると期待しています。


(2019年3月公演に寄せて)

History

ドイツ表現主義とクルト・ヨース

ドイツ表現主義とクルト・ヨース
1901年、ドイツのシュツットガルト近郊のヴァッサーアルフィンゲンでクルト・ヨースは生まれた。
1920年代、形式的な古典の技法を排して、内面的、肉体的な表現を尊重する「ドイツ表現主義」が提唱された。
ヨースは「ドイツ表現主義」の創始者であるルドルフ・フォン・ラバンと出会う。ラバンの舞踊に傾倒し、彼の下で舞踊を学び、その後ラバンの劇団でダンサーとして経験を積んだ。
1926年にはパリに留学し、クラシックバレエを学んだ。
古典であるバレエを否定する「表現主義者」が多い中、ヨースは舞踊表現の基礎としてのクラシックバレエを重要視していた。
美しいクラシックバレエの修練があってこそ、新しい表現主義舞踊が生まれる、という信念を持ち、クラシックバレエの要素を取り入れたメソッドを確立した。

1932年 パリ初演

1932年 パリ初演
1932年パリ、国際舞踊アーカイヴが主催する世界初の国際振付コンクールで「緑のテーブル」は発表された。
斬新かつユニークな構想と振付と、2台のピアノの生演奏によって、人間の微細な感情を表現することに成功したこの作品は最優秀賞を獲得。振付家のクルト・ヨースは世界的な名声を得た。
以来、「緑のテーブル」は世界のあらゆる世代のバレエファン・ダンスファンに圧倒的な人気と芸術的評価を得ている。
その魅力は、死の舞踏の苛烈な諷刺力もさることながら、クルト・ヨースがこのバレエで示したユニークな構想と、魔術的とも思えるその振付術によるものである。

戦争に翻弄された天才振付師

戦争に翻弄された天才振付師
「緑のテーブル」が発表されたのは第一次世界大戦後、さらに大きな世界規模の戦争が起ころうとしている狂乱の時代だった。
人道主義を信じていたヨースは第一次世界大戦の最中も「政府を信じるな、戦争の犠牲になるのは我々だ」などと警告するような左翼的な当時の出版物を読んでいた。
その思想が「緑のテーブル」を作り上げる大きな要素となっている。
ドイツではナチスが台頭し、大きな政治的変化が生まれていた。
1933年、ナチスは「緑のテーブル」で作曲を担当したユダヤ人フリッツ・A・コーヘンの解雇を要請したが、ヨースはこれを拒否した。ナチスはヨースを強制収容所へ連行することを決定するが、ヨースは団員を連れてドイツから逃亡した。
イギリスやチリなどで活動した後、終戦後の1949年にヨースは再びドイツの地を踏む。
エッセンのフォルクヴァンク芸術学校では後進の育成に努めた。
10代のピナ・バウシュもこの学校でヨースに師事している。

1977年 日本へ、魂の継承

1977年 日本へ、魂の継承
「緑のテーブル」は近代バレエの最高傑作として、世界中で再演されてきた。
どこで再演される場合でも、クルト・ヨース自らが出向いて振付指導を行うことで、初演から変わらぬ形で作品が継承された。
1977年、スターダンサーズ・バレエ団によって「緑のテーブル」が日本で初めて再演された。ヨースの実娘であるアンナ・マーカードが来日し、振付の指導が行われた。
振付の組み立てられ方や人間の行動を左右するモチベーションについて、ダンサーに伝え、作品の理解を促していく。
綿密なリハーサルを繰り返すことで、クルト・ヨースがこの作品に込めた魂が継承される。
アンナ・マーカードの逝去にあたり、本公演からジャネット・ヴォンデルサールが継承者として指導を行う。

Photo

日時

2020年3月13日(金) 開演 19:00 / 開場 18:15 / 終演予定 20:40

2020年3月14日(土) 開演 14:00 / 開場 13:15 / 終演予定 15:40

2020年3月15日(日) 開演 14:00 / 開場 13:15 / 終演予定 15:40

(各回開演20分前より総監督 小山久美によるプレトークを行います)

会場

東京芸術劇場プレイハウス
(JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分)

上演作品(上演順)

  • ウェスタン・シンフォニー


    ウェスタン・シンフォニー

    19世紀のアメリカ西部開拓時代を舞台とした、4つの楽章からなる作品。バレエの伝統的技法を駆使しているが、アメリカのフォークソングを用いてフォークダンスの要素を巧みに表現している。軽快なリズムと躍動感にあふれた、無条件に楽しいアメリカン・バレエ。
     
     
    振付:ジョージ・バランシン
    音楽:ハーシー・ケイ
    振付指導:ベン・ヒューズ
    ※特別録音による音源を使用いたします

  • 緑のテーブル


    緑のテーブル

    緑のテーブルを囲んで、マスクを着けた黒服の男たちが会議をしているシーンから始まる。銃声が響くと、そこから戦争を背景に兵士や女性たちがたどる様々なドラマが繰り広げられる。戦争の虚しさや破壊力をシュールリアリズム風に描いたこの作品は、以下の8つの場面で構成される。

    1.黒服の紳士たち
    2.死の踊り~別れ~
    3.戦闘
    4.避難民
    5.パルチザン
    6.売春宿
    7.余波
    8.黒服の紳士たち

    台本・振付:クルト・ヨース
    作曲:フリッツ.A.コーヘン
    美術:ハイン・ヘックロス
    マスク&照明:ハーマン・マーカード
    舞台指導:ジャネット・ヴォンデルサール、クラウディオ・シェリーノ
    照明再構成:ベリー・クラーセン
    ピアノ:小池ちとせ 山内佑太

  •  

キャスト

ウェスタン・シンフォニー

(プリンシパル)

第1楽章
塩谷綾菜(3/13・15)/渡辺恭子(3/14)
林田翔平(3/13・15)/加地暢文(3/14)
第2楽章
渡辺恭子(3/13・15)/石山沙央理(3/14)
加地暢文(3/13・15)/林田翔平(3/14)
第3楽章
鈴木就子 関口啓
第4楽章
喜入依里(3/13・15)/ 秋山和沙(3/14) 髙谷遼


緑のテーブル
池田武志
旗手
林田翔平
若い兵士
石川聖人
若い娘
荒蒔礼子
フルフォード佳林
老兵士
大野大輔
老母
佐藤万里絵
戦争利得者
髙谷遼(3/13・15)/仲田直樹(3/14)
  • 出演者の病気や怪我など、やむを得ない事情により変更となる場合があります。
  • キャスト変更に伴うチケット代金の払い戻し、変更はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。

Blog

チケット
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先行販売:8月3日(土)10:00~9月13日(金)23:59
【SDBフレンズ先行予約 7月27日(土)~29日(月)】
※先行販売は当バレエ団のみ取り扱い
一般販売:9月14日(土)10:00~
S席(1階) 先行販売¥7,000-(終了いたしました)
¥8,000-
A席(2階) ¥5,000-
※S席先行割引チケットは期間内でも限定枚数に達し次第販売終了いたします。
  • ご購入上の注意事項
  • ・料金は消費税込み。
  • ・未就学のお子様の入場はご遠慮ください。
  • ・劇場の託児サービスをご利用いただけます。http://www.geigeki.jp/rent/kids/index.html
  • ・公演中止の場合を除き、チケットのキャンセル・変更はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。
チケット取り扱い
スターダンサーズ・バレエ団 TEL:03-3401-2293
受付時間:平日 10:00~18:00
WEBチケット
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Pコード:496-548
TEL:0570-02-9999
e+(イープラス) https://eplus.jp
東京芸術劇場ボックスオフィス http://www.geigeki.jp/t/(24時間受付)
TEL:0570-010-296(窓口・電話は休館日を除く10:00~19:00)

アクセス

東京芸術劇場プレイハウス
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分
公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団

TEL:03-3401-2293  
受付時間:平日 10:00~18:00

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  • 【主催】
    公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団
  • Photos:Kiyonori Hasegawa
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