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振付に挑むダンサーに訊く【関口啓】

7月6日に開催する「NEXT」公演では、5人のダンサーがそれぞれの振付作品を披露します。
現在リハーサル真っただ中の彼らに、創作のきっかけやリハーサルの様子などをききました。

 

ミニインタビュー:関口啓

 

「Malasangre」©Kiyonori Hasegawa

 


バレエ団で振付作品を発表するのは2021年の「Resonate」公演に続き2度目となりますね。

前回は「@Holic」という作品を上演したのですが、比較すると今作は「見やすさ」という部分をかなり意識しています。
創作バレエ、ダンスを観るのは、全幕のクラシックバレエを観るよりもハードルが高いと感じてしまう人もいると思います。例え初めて踊りを見る人でも掴みどころのあるような作品にしたいと思って創っています。

 

2021年に上演した関口振付「@Holic」

 

 

「カメレオン学園」という作品タイトルですが、学園・・・?

はい、学校という限られた空間、学生生活という限られた時間、集団の中にある個性、などから着想し始めました。
出演者は13人。男女13人の1クラスです(笑)

 

 

振付にも学校を連想させるものがありますね。振付やリハーサルはどのように進めているのでしょうか?

まずは僕が創りたいものをとにかく全部ダンサーに出し切ることから始めました。あまり躊躇せずどんどん出して、そこから足したり引いたりしていくような形で進めていっています。
時にはダンサーからアイディアをもらいながら作品の世界観を広げていっています。

 

 

最後にお客様に向けて一言いただけますか?

それぞれのダンサーが放つそれぞれのカラーに注目していただきたいです。僕が想像している彼らの色と、踊る本人が想像する自分の色。それが混ざり合って、舞台上で新たな色が誕生したら嬉しいです!
また、この作品のために書き下ろしていただいた音楽もぜひ楽しんでもらえたらと思います。

 

 

 


スターダンサーズ・バレエ団公演〈NEXT〉Vol.2
2025年7月6日(日)14:00
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
公演詳細はこちらから

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