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新制作「雪女」舞台美術製作の裏側

新制作「雪女」で美術デザインを担当するのは、イギリスのデザイナー、ディック・バードさん。

スターダンサーズ・バレエ団では、くるみ割り人形(2012年)、全1幕版の「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」(2014年)、迷子の青虫さん(2016年)、バレエ「ドラゴンクエスト」(2017年リニューアル)と、多くの作品をディックさんと一緒に創ってきました。

今回デヴィッド・ビントレー作品の美術ということでは初めてご一緒するのですが、皆さんご存じ、新国立劇場バレエ団で制作されたビントレー振付「アラジン」を手がけたのもディックさんなのです。

今年新制作されるイングリッシュ・ナショナル・バレエ「くるみ割り人形」のデザインも担当しており、世界で活躍する舞台美術デザイナーでありながら、とても謙虚で気さくな人柄が魅力的な方です。

 

さて、デヴィッド・ビントレーさんに続いて、先週ディック・バードさんも来日。現在、装置や衣裳の最終調整が行われています。その様子を、製作現場の写真とともにお届けします。

 

 

 

こちらは今回「雪女」の舞台装置の製作をお願いしている東宝舞台さんの作業場から。ここでは、背景幕や大道具・小道具の製作が行われています。

 

 

色味を入念にチェックするディックさん。
ちなみに、東宝舞台では、床に幕を広げた状態で描いていますが、イギリスでは吊るした状態で描くのが一般的なんだそうです。

 

 

続いて大道具もチェックします。こちらは、竹製の・・・なんでしょうか・・・?

 

「雪女」は1幕物のため、途中で大がかりな場面転換はありません。そのため、場面の移り変わりを表現するのに、大道具が大きな役割を果たすことになるようです。

 

 

ちなみに下の写真は、かなり初期段階のデザイン。
提灯には、「雪」や「七五三」といった文字が並んでいますが、「これはおかしいのでは?」という日本側スタッフの指摘で変更になりました。

 

 

続いて衣裳フィッティングの様子です。

衣裳の製作指揮をとっているのは、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団ヘッド・オブ・コスチュームのエレーヌ・ガーリックさんです。
こちらもフィッティングを経て、細かい微調整が行われていきます。

(巳之吉の藁はとても暑そうです)

公演までもう間もなく。日本を舞台にした新しいバレエ「雪女」。その世界を彩る装置や衣裳も注目です!

 

 

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