スターダンサーズ・バレエ団公演「オール・バランシン」

3月7日(土)3月8日(日) @東京芸術劇場プレイハウス

All Balanchine

スターダンサーズ・バレエ団公演「オール・バランシン」

3月7日(土)3月8日(日) @東京芸術劇場プレイハウス

Introduction

巨匠振付家ジョージ・バランシンの真髄を味わう3名作
巨匠振付家ジョージ・バランシンの真髄を味わう3名作

ニューヨーク・シティ・バレエ創設者であり、20世紀を代表する振付家のひとりであるジョージ・バランシン。物語に頼らず、音楽と一体となって表現される身体の動きの美しさを追求したバランシンは、それまでとは全く異なる新しいスタイルを生み出し、バレエ界に革新をもたらしました。

スターダンサーズ・バレエ団では、1983年に代表作「セレナーデ」を上演して以来、国内バレエ団初演作品を含む数々のバランシン作品に取り組み、レパートリーに加えてきました。バレエ団の歴史を語る上で欠かすことのできない偉大な振付家が生み出した名作の中から3つのバレエを取り上げ、創立60周年を迎えた2025年度を締めくくります。

ジョージ・バランシン
ジョージ・バランシン
George Balanchine


1904年サンクトペテルブルグ⽣まれ。帝室バレエ学校に学ぶ。24年バレエ・リュスに入団し29年に同バレエ団が解散するまで『アポロ』『放蕩息子』など10作品を振り付けた。33年に渡米、34年にはリンカーン・カースティンらとニューヨークでスクール・オブ・アメリカン・バレエを開校する。リンカーンとバランシンはこれをもとに1935年アメリカン・バレエを設立し、紆余曲折を経て1946年バレエ・ソサエティを設立。48年にはニューヨーク・シティ・バレエとなり、バランシンは芸術監督に就任。以降83年に亡くなるまでニューヨーク・シティ・バレエのレパートリーのほとんどの振付を担当、生涯に200余りの創作を行った。
バランシンは帝政ロシアのバレエにアメリカの自由に躍動するダンス・スタイルを取り入れ、まったく独自のバレエを作り上げた。音楽を理論的に解明し視覚化したともいえる振付は、まさに“音楽を見せ、舞踊を聴かせる”バレエであり、アブストラクト・バレエの今日の姿はバランシンに負うところが大きい。アメリカを代表する振付家であるだけでなく20世紀の最も重要な振付家の一人である。

Program

フォー・テンペラメンツ The Four Temperaments

「フォー・テンペラメンツ」は、ニューヨーク・シティ・バレエの前身であったバレエ・ソサエティのオープニングプログラムとして振り付けられ、1946年に初演された。バランシン作品の中での最も初期の実験的な作品のひとつであり、クラシックバレエのステップを無駄のないシャープなスタイルと融合させている。このバレエは、“人間は4つの異なった体液から成り、それが各人の気質を決定する”という中世の考えに着想を得たものである。タイトルでもある「4つの気質」は「メランコリック(憂鬱)」「サンギニック(快活)」「フレグマティック(無気力)」「コレリック(怒り)」であり、それぞれを表すバリエーションが踊られる。

音楽:パウル・ヒンデミット
初演:1946年11月20日
スターダンサーズ・バレエ団による初演:1988年6月27日

ワルツ・ファンタジー (バレエ団初演) Valse Fantaisie (Company Premiere)

「ワルツ・ファンタジー」は、グリンカの4つの音楽を用いた作品「グリンキアナ」の第2部として1967年に振り付けられ、1969年より独立したバレエとして上演されるようになった。軽快でうっとりするようなワルツのメロディで主役カップルと4人のコール・ド・バレエが絶え間なく踊り続ける、短くも魅惑的なバレエである。スターダンサーズ・バレエ団が新たなバランシン作品に取り組むのは2012年の「ワルプルギスの夜」以来14年ぶりのことであり、本作が10作品目のバランシン作品となる。

音楽:ミハイル・グリンカ
美術・衣裳・照明:エステバン・フランシス
初演:1969年6月1日

ウェスタン・シンフォニー Western Symphony

古き良きアメリカを思わせる「ウェスタン・シンフォニー」は、アメリカ的なテーマに対するバランシンの深い憧憬を顕著に表している。カウボーイとダンスホールの女たちが舞台狭しと躍動し、伝統的なバレエの技法を駆使しながらアメリカのフォークダンスの要素が巧みに表現されている。陽気で親しみのある音楽は、「Red River Valley」「Good Night Ladies」などの古典的なアメリカンフォークソングをハーシー・ケイがオーケストレーションしたものである。

音楽:ハーシー・ケイ
衣裳:バーバラ・カリンスカ
美術:ジョン・ボイト
初演:1954年9月7日
スターダンサーズ・バレエ団による初演:1991年10月4日


Choreography by George Balanchine ©The George Balanchine Trust
The performance of The Four Temperaments, Valse Fantaisie and Western Symphony, Balanchine® Ballets, is presented by arrangement with the George Balanchine Trust and has been produced in accordance with the Balanchine Style® and the Balanchine Technique® Service standards established and provided by the Trust.

Information

スターダンサーズ・バレエ団公演「オール・バランシン」

3月7日(土)14:00(開場13:15)/3月8日(日)14:00(開場13:15)/13:40~ 総監督小山久美のプレトーク

History
スターダンサーズ・バレエ団とバランシン

1983年

ニューヨーク・シティ・バレエのプリマバレリーナとして長年活躍したメリッサ・ヘイドン氏を迎え、6月にバランシン作品を初めて上演。図らずも、同年4月に亡くなったバランシンへの追悼公演となった。 「セレナーデ」「コンチェルト・バロッコ」を初演。

1988年

“スターダンサーの饗宴による「バランシンの夕べ」”として初のオール・バランシン・プログラムを開催。 「スコッチ・シンフォニー」「錫の兵隊」「ドニゼッティ・ヴァリエーションよりパ・ド・ドゥ」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」「フォー・テンペラメンツ」を初演。

1991年

「ウェスタン・シンフォニー」初演。

2006年

バランシン作品の振付指導を長年続けてきたメリッサ・ヘイドン氏が死去。この年から、それまでゲストダンサーとしてバレエ団公演に参加していたベン・ヒューズ氏が指導を引き継いだ。
(写真は2000年、「セレナーデ」ゲスト出演時より)

2012年

「ワルプルギスの夜」初演。

2026年

新たなレパートリーとして「ワルツ・ファンタジー」の上演が決定。
これまでに上演したバランシン作品は全部で9つ、上演回数は合計119回に上る。
「ワルツ・ファンタジー」はスターダンサーズ・バレエ団が取り組む10作品目のバランシン・バレエとなる。

Ticket

S席(1階前方中央)10,000円(SDBフレンズ9,000円)/A席(1階)9,000円/B席(2階)7,000円/C席(2階後方)6,000円/U30チケット3,000円(要当日引換・座席指定不可)

※全席指定。料金は消費税込み。
※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。
※C席・U30チケットはスターダンサーズ・バレエ団WEBのみ取り扱い。
※U30チケットは鑑賞時に30歳以下の方が対象。年齢が確認できる身分証をお持ちください。チケットは当日の受付順に良席からお渡しします。
※1階E列までは傾斜がありません。
※前方のお席はダンサーの足先などが見えにくい場合があります。
※公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。

スターダンサーズ・バレエ団 東京芸術劇場ボックスオフィス チケットぴあ イープラス

Access

東京芸術劇場 Tokyo Metropolitan Theatre

東京芸術劇場 プレイハウス
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分
地下通路 2b出口直結
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