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【ジゼル】主役キャストQ&A

5月14日(土)・15(日)に上演するピーター・ライト版「ジゼル」に主演する渡辺恭子、喜入依里、林田翔平、池田武志。
SNSで皆さまから募集した質問に4名が答えてくれました!

 


主役を踊ると決まったときの心境を教えてください。

 

渡辺 ジゼルを再び踊る機会を頂けてとても嬉しかったです。このドラマ溢れる作品に身を投じて、自分がどこまでできるのかという不安も感じますが、大好きな作品でもあるので、挑戦できることが率直に嬉しかったです。

 
喜入 ジゼルなんて、と信じられませんでした。大変嬉しい事だと思いましたが、出来るのだろうかと不安にもなりました。

 
林田 もう一度演じたいと思っていた役なので嬉しく思いました。5年前に学校向けの公演で一度アルブレヒトを演じた時は、とにかく必死で周りを見る余裕がなかったので、今回は周りのダンサーとのやり取りを大事にしていきたいと思っています。

 
池田 主役を踊る時はいつでもそうですが、周りのダンサー達が長いリハーサル期間を経て創り上げていく作品の中心を務めるわけなので、みんなの費やしたエネルギーを無駄には絶対しないという責任感と、これから始まるチャレンジに向かう自分に対してのワクワクがあります。今回も例外なくその気持ちです!
 


ピーター・ライト版「ジゼル」の良さはどういったところですか?

 

渡辺 登場人物の描写を深く掘り下げた演出が音楽と重なることで、よりドラマティックになっているところだと思います。また、古典バレエでありながら、パがステップではなくセリフのように表現されていると思います。
そしてジゼルの死は、アルブレヒトの剣を自らの胸に突き立てる自殺によるもの。キリスト教でタブーとされる自殺ゆえにジゼルのお墓は森の外れにある、という裏付けが、物語により強い一貫性を持たせて引き込まれていくように思っています。
 

喜入 音楽とストーリーの構成が素晴らしいところです。音楽が台詞のように聴こえてきます。
 

林田 舞台上のダンサーの感情の変化などがよく見えるところだと思います。細かく音や振り付けが決まっていますが、その分演技パートでは表情や身振り手振りがはっきりしているので、観ていて何を言っているのか分かりやすいと思います。

 
池田 やはりライト版の良さは、登場人物一人一人にしっかりとした性格付けや背景への説明がなされているところですね。それが全体の物語・演出を見る上での説得力に繋がっていると思います。

 


ジゼルとアルブレヒトを踊るにあたり、どのように役作りをされているか伺いたいです。リハーサル以外の時間にも役について考えたり、研究したりされていますか?

 

渡辺 今までバレエ団でジゼルを踊ってきた先輩ダンサー達をイメージしたり、総監督からの直接の指導で見せてくださるお手本を元に自分自身がそこで持つ感情を考えたりして役作りをしています。でも音楽を聴いているとジゼルの心情は自然と湧いてくる部分もあるので、それをそのままやるとお客様にどう見えるのか、伝わるのかを今は研究中です…。

 
喜入 ライト版ならではの登場人物の設定を知ると、自然と人物像が見えてきます。視線の運び方や、間の取り方など本番まで悩みは尽きないと思います。
リハーサルの時間以外だと、いろんな小説や映画に触れて研究をしています。恋とはどんな感じだったかなと悩んだり、どんな時にひとの感情が動くのかを考えたりしています。

 

林田 ジゼルに限らず全幕バレエに出演する時は出来るだけ色々な資料を見ます。その中から自分がしっくりくるような表現を見つけたり、映画やドラマなどを実際に観たりして、似たようなシチュエーションのシーンを探して表情や間のとり方、セリフを自分なりに落とし込んで、、、の繰り返しです。頭ではしっくりきていてもリハーサルでやってみると違和感があったりするので、本番ギリギリまで作り続けています。

 

池田 いつもやることなのですが、僕はまず脳内で物語の前後にあるであろうストーリーをオリジナルで考えたり、本編内で自分が演じる人物がどういった台詞を発しているのかを空想して小説みたいにしたりしています。自分好みのストーリーが脳内で出来れば、後はただそれを実現させることを目標に楽しめば良いと思っています。
 


自分ならではのやる気を出す方法や、オンオフを切り替えるルーティンがありましたら教えていただきたいです。

 

渡辺 音楽を聴くことでしょうか。何か作品に取り組む時にひたすらその作品の曲を聴く場合と、作品とは関係ないお気に入りプレイリストをひたすら聴く場合とあるので、聴く内容は時と場合によりけりです。

 
喜入 難しい役柄などのときは特に悩みが尽きず、オンモードが続きがちになってしまいます。そうなるととても疲れてしまうので、バレエ団が休みの日はなるべく考えないように過ごしています。

 

林田 通勤時に好きな音楽を聴いたり動画を観たりするとテンションが上がります。1週間同じ音楽・動画を繰り返す場合もあれば、日によって変える場合もあります。オンとオフの切り替えは、基本的には家を出ればオンになり家に帰ってくればオフになります。家でもずっとオンの状態の時もありますが、、、。

 

池田 ちょっと前まではオフの日はバレエを忘れて全く動かず寝る!というのがお決まりだったのですが、今年に入って最近はオフの日に軽くランニングをして普段踊る時とは違う汗を流すのが楽しく感じるようになりました。ランニングに限らず、その時の自分がしたいなーって思ったことをすぐやるのが大事な気がします!

 


渡辺さん、喜入さんに質問です。ジゼル第2幕では他作品と比べてトウシューズ選びに違いがありますか?

 

渡辺 どの作品もトウシューズ選びは大変ですが、確かにジゼルの2幕は音を立てないようにという点が、より一層注意したいことです。ただアダージョなどはコントロールが必要でもあるので、履き潰れ過ぎてはいない、足と一体化できるようなトウシューズ選びが大変になるかと思います。

 
喜入 ポアントの音が目立たないように、いつも以上にシューズ選びには慎重になります。

 
 


池田さん・林田さんは普段から筋トレなどされていますか?
 

林田 筋トレは何ひとつやっていないです。

 

池田 去年までは本当に筋トレと無縁な人間だったのですが、今年に入ってから正直別人みたいに筋トレに打ち込んでます(笑) ウェイトトレーニング的なことはしてないですし、ジムに通う時間がないのでかなり自己流で本格的ではないですが、それなりの成果を最近は感じながら踊れているので楽しいです!

 


作品全体を通して好きな場面や、注目してほしい場面を教えてください。

 
渡辺 好きな場面や見どころはたくさんありますが、特に2幕が好きです。ウィリを踊った時の思い出もたくさんありますし、ヒラリオンを追い詰めていく場面、そこで斜めにウィリが並ぶ瞬間の迫力は圧巻だと思っています。あとはやはりラストではないでしょうか。ライト版の好きな場面でもあります。

 

喜入 1幕のアルブレヒトとの出会いのシーンは音楽を聴くだけで気持ちが高揚します。そして2幕の彼との最後の別れのシーンは、色々な想いを想像すると胸がいっぱいになります。

 

林田 全部です!(笑)どのシーンも素敵で好きなのですが、、、あえて挙げるとすれば、1幕のジゼルとアルブレヒトが出会うシーンです。全ての始まりであるこのシーンはワクワク感がありつつも何か不吉な事を匂わせるような、観ていてドキドキするシーンでもあります。

 

池田 初役のアルブレヒトですが、ここ最近リハーサルをしてみるとやはり2幕のラストシーンの彼の姿に物語を通して感じたものの全てがあるような気がして、演じていて鳥肌が立ちます。早く本番でその時を迎えたいですね!
 


 
今回の質問募集では、この他にも多くの質問をいただきました。参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
Instagramのストーリーズでも一部の質問にお答えしておりますので、そちらもぜひご覧ください!


 

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